【美容コラムVol.6】~自律神経~

IMG_22532248407642

 

 

最近“自律神経失調症”や“うつ病”、“神経症”などという言葉を多く耳にしませんか?

自律神経失調症で言えば、全国で約65万人もの患者がいると言われています。

 

まず“自律神経”とは何なのでしょうか?

 

ストレスとかの何か?

イライラしやすくなるやつ?

 

知人の答えです。

もちろんストレスやイライラとも深く関わっておりますが 、自律神経には様々な役割があります。

 

まず言えるのは『自分の意志とは無関係に消化系・血管系・内分泌系などの身体の機能を自動的に調節、

コントロールしている神経』です。

 

◆心臓を動かす。

 

◆寝ながら呼吸をする。

 

◆食べ物を消化する。

 

◆栄養を全身へ送り届ける。

 

◆老廃物を回収し排泄する。

 

◆細菌から身体を守る。etc

 

これらは全て無意識に出来ていますよね。

これが自律神経の役割です。

 

よって自律神経は生命活動に必要な全ての役割を司っていることになります。

 

では、もし自律神経が悪くなったら?

 

自律神経は『交感神経』『副交感神経』の2つに分かれ、そのバランスを保ってきました。

このバランスが崩れることにより、自律神経の働きが低下してしまいます。

と言うことは、身体の機能も低下してしまいます。

(代謝低下、肥満、むくみ、便秘、免疫力の低下、睡眠障害etc)

 

じゃあこの2つの神経はどのような時に働くのか?

 

交感神経が活発になる時:活動中、緊張、ストレス、興奮、我慢など(昼のエネルギー)。

 

副交感神経が活発になる時:休息中、回復、暖まる、笑う、リラックスなど(夜のエネルギー)。

 

ご自身に当てはめてみて下さい。

2つのバランスはいかがでしょうか?

 

交感神経の割合が多いと感じてしまった方は、自律神経が弱っている可能性が高いと言えます。

 

現代社会はストレス過多と言われ、交感神経が働きすぎている状態です。

交感神経が常に働いている間に、副交感神経は慢性的に低下。

自然と回復力も下がり、自律神経が崩れていってしまうのです。

 

最初に述べました“自律神経失調症”や“うつ病”

“神経症”も交感神経が働きすぎた結果、招いてしまった症状です。

 

大切なのは、“副交感神経を働かせる”と言うことになります。

忙しくてもちゃんと睡眠はとりませんか?

湯船に浸かり、身体をほぐせてますか?

好きなテレビドラマを観て笑えてますか?

 

たまに休日出勤をしているお客様にお会いします。

寝る前の5分間だけでもいいので温かい飲み物を一杯と、

お気に入りのテレビを観てあげて下さい。

 

自律神経は無意識のうちに弱ってしまいます。

寝ている間も常に働き、身体のメンテナンスをしてくれている自律神経の負担を少し減らしてみませんか?

前のページに戻る