夕方になると靴がきつくて。。。
最近、洋服がきつくなってきたのよね。。。
顔のくすみとむくみが気になるわ。。。
などなど。
『むくみ』というのはよく耳にしますね。
むくみを感じていない方は少ないのではないでしょうか?
では、なぜ、むくみがおきるのでしょうか?
私たちの体は60兆個の細胞で出来ています。
その細胞たちは、毎日毎日、動脈血液より酸素と栄養をもらって
二酸化炭素と老廃物を吐き出して生きています。
エネルギーを作ったり、熱を生み出したり、ホルモンを分泌したり。。。
細胞はいろいろな仕事をしています。
代謝してる~という事なんですね。
細胞のまわりには間質液という細胞外液があって、
浸透圧を利用してじわぁ~っと細胞に酸素と栄養を届け、
また間質液の浸透圧で、じわぁ~と静脈に入って運ばれていきます。
吐き出したものを運んでくれるのは静脈の血液なのですが、
大きい老廃物などは静脈に取り込まれないので【リンパ管】が運んでくれます。
リンパ管は静脈血管よりも隙間が大きいので、大きい老廃物を取り込んでくれるのです。
リンパ管の中を流れているのが【リンパ液】です。
動脈血液は心臓がポンプですので、絶えず血液を送り出してくれます。
でも、静脈血液は戻ってくる血液なので、心臓ではなく、
骨格筋肉が押し戻してくれるポンプの役目になるんです。
リンパ液も押し戻してくれるのは骨格筋肉です。
ですから、座ったままだったりとか、立ったままだったりとか、じーっとしてたり、
あまり動いてないと、骨格筋肉がなかなか押し上げてくれないんです。
すると流れが悪くなり、リンパ管が上手に老廃物を取り込めず、
間質液に滞ってしまう状態になる、というわけなんです。
これが、【むくみ】の状態なんですね。
動かす事はとても大事ですが、リンパマッサージなどで流してもらう事も、
滞ったリンパ液を流したり、血液循環をよくするのには最適なんです。
マッサージを受けるとリラックス効果も高まりますから、
循環もよくなりむくみも解消、一石二鳥ですね。
むくみのない体づくりを一緒にしていきましょう。