【美容コラムVol.19】胃腸の疲れ~七草粥~

新年あけましておめでとうございます。
2015年、夢の樹一同みなさまのお役に立てるよう、より一層邁進してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末年始でだいぶ胃腸がお疲れの方も多いのではないでしょうか?
腹八分目には医者要らず、腹十二分目には医者足らず。。。なんて言葉があるように、腹八分目で抑えておけば体調悪くならないんですがね☆

今日はそんなお疲れ気味の胃を落ち着かせる七草粥(ななくさがゆ)にまつわるエピソードをご紹介しますね☆

七草は日本のハーブで、【セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ
】 子どものころに一生懸命覚えた春の七草のこと☆

ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはカブ、スズシロはダイコンのこと。
この七草をお粥にして1月7日に食べる七草粥の習慣は、江戸時代に広まったそうです。
七草の種類は時代や土地によって異なり、七草がもっと多くなったり、少ない場合もあったそうですが、いつの時代もどんな土地でも、年頭にあたって豊年を祈願し、「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」と願いながらお粥をいただくその気持ちに差はありません。

なぜ七草粥なのでしょう。
七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれました。そこで、無病息災を祈って七草粥を食べたのです。古くはまな板の上で、草をトントン叩いて刻むその回数も決められていたとか。こんな、おまじないのような食べ方も素敵ですが、実はこの七草粥、とても理に叶った習慣です。

七草はいわば日本のハーブ、そのハーブを胃腸に負担がかからないお粥で食べようというのですから、正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べものです。また、あっさりと仕上げたお粥は、少し濃い味のおせち料理がつづいたあとで、とても新鮮な味わいでいただけますね☆

では、日本のハーブ七草にはどのようなパワーがあるのでしょう。おもなものを次に挙げてみます☆

セリ:鉄分が多く含まれているので増血作用が期待できます。

ナズナ:熱を下げる、尿の出をよくするなどの作用があります。

ハコベラ:タンパク質が比較的多く含まれ、ミネラルそのほかの栄養に富んでいるため、民間では古くから薬草として親しまれています。

スズナ・スズシロ:ジアスターゼが消化を促進します。

もちろん、いずれもみずみずしい緑の草ですから、ビタミンがたっぷり含まれています。緑が不足しがちなお正月、滋養豊かな七草粥で疲れた胃腸を癒してあげてくださいね☆

蓄積された脂肪乳化にはケイ素(DMK)
腸内環境の整えには乳酸菌生産物質(善腸)
体のトータルメンテナンスにはプラセンタ内服(馬カプセルorVX30ドリンク)
などもおすすめです☆

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