【美容コラム vol.15】冷えと代謝

冷え性の方には厳しい季節がやってきました。
自分が冷え性だと自覚している人も、自覚していない人も、冷えは放っておくと病気の原因にも成りかねません。この季節、身体の様々なトラブルはもしかしたら『冷え』が原因かもしれません。今こそ代謝を上げて寒さに負けない身体を作りましょう!
冷えってなに?どうして冷えるの??
冷えは「血液循環の悪化」「水分代謝の低下」「自律神経の乱れ」などによって起こります。その原因としては次のようなことが上げられます。

●薄着やシャワーだけの入浴
●欠食や冷たい物の摂り過ぎ
●過度の疲れ、ストレスで緊張し血流が悪くなる
●運動不足による筋力ポンプ作用の低下
~『冷え』は様々な悪循環を引き起こします!!!~
1 血管が収縮して循環不良が起こる。
2 食べ物の栄養素やそれを燃やす酸素が細胞内まで行き渡らず、エネルギー生産量が減少。身体の代謝がどんどん低くなる。
3 必要なものが行き渡らないので、体内の老廃物が出ていかない。身体に『毒』を溜め込み、体調不良の引き金となる。
例えば、ダイエットが上手くいかないというのは血行不良が原因で身体の代謝がぐんっと 低くなり脂肪を溜め込みやすい体質になっているからです。ストレスやむくみなどが重な ると更に痩せにくくなります。
~もしかしてあなたも!?低体温の罠~
低体温とは36度以下の体温のことで、36度を下回ると内臓の働きが低下し基礎代謝や免疫力までも低下します。これらを放っておくと年々症状が悪化してしまいます。

内臓温度が低くなると、基礎代謝も落ちてきます。だから冷えている人はやせにくい体質になってしまうのです。ちなみに内臓温度が1度下がると、基礎代謝は約12%も下がってしまいます。女性の1日の平均基礎代謝量1200kcalの場合、内臓温度が1度低くなると1日で約144kcalのエネルギーを消費できていないことになります。これが過去にダイエットが上手くいかなかった原因かもしれません。

・ 血行不良になり生理痛などの婦人科系トラブルに。
・ 水分代謝も低下し、お腹が冷えやめまいも現れます。
・ 更に進むと自律神経が乱れ、のぼせや異常な発汗なども現れます。
自分は『低体温』だと自覚している人は少ないと言われています。私は手足が温かいから冷え性じゃない。という人も一度体温を測ってみましょう!もしかしたら隠れ冷え性かも知れませんよ。

他にも、酵素の分泌が悪くなったり、アトピー、頭痛、肩こり、不眠などの症状も出やすくなると言われています。まずは、身体の代謝を高め、体の芯から温めることが大切です!
.簡単にできるポカポカ術
半身浴・足浴
冷えは足元からと言います。まずは、足元から温めましょう。足を温めることで全身の血流を良くし、自律神経の働きも正常にすると言われています。38~40℃のお湯で20分~30分が効果的です。
夢の樹メニュー★
エンダモロジーはリンパ・血行促進、代謝UPによいですね!
ラジオ波も高周波で身体全体を温め、冷え対策、代謝UPにお勧め♪♪
体あたため料理★
料理では生姜やにんにくなど新陳代謝を高める食材を上手く使いましょう。ネギ・ピーマン・しその葉・わさびなども体をあたためます。あんかけなど、とろみをつける調理法も熱を逃がさずに召し上がれます。なお、白菜・ゴボウ・ほうれん草・スイカ・バナナ・こんにゃく・茄子などは体を冷やします。
簡単冷えチェック★
手のひらで直にお腹を触ってみてください。片方の手はおへその上、もう片方の手はおへその下へ置いてみて、どちらが温かく感じますか? わからない場合は手を反対に。交互に置き換えるとわかりやすいです。上腹部のほうが冷たく感じたら、それは内臓温度が低いといえます。
※食後2時間は胃に血液が集まっているので避けてください。

仰向けになり、気をつけの姿勢から上体を起こしてみてください。3回できますか? できない人は深層筋が弱っている証拠。深層筋が弱い人は内臓温度が低い場合が多いのです。

前のページに戻る